料理を楽しむにあたってご注意いただきたいこと

毎日の料理を楽しんでいただくために、食材や調理法などに関してご注意いただきたいことをいくつかご紹介します。ぜひご一読ください。

食べる方の状況に適したレシピか確認しましょう

料理を食べる方によっては、食物アレルギーや疾病をお持ちであったり、妊娠中、乳幼児、ご高齢などさまざまな理由から配慮が必要な場合もあるかと思います。

レシピを見て料理を作る前に、配慮が必要な食材や工程が含まれていないかご自身で確認をしましょう。

政府機関等から発信されている情報の中から、関連するものをいくつかご紹介します。料理をする際の参考になれば幸いです。

乳幼児の方が召し上がる際の注意

乳幼児の食事で気をつけていただきたい点について、政府機関等から発信されている情報をいくつかご紹介します。

 

ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから(厚生労働省)

 

粉ミルクの安全な調乳、保存及び取り扱いに関するガイドライン(厚生労働省)

 

硬い豆やナッツ類をはじめとする食品での窒息や誤嚥に注意(消費者庁)

 

他にも様々な情報が提供されているので、政府機関のサイトを参考にしてみてください。

妊婦の方が召し上がる際の注意

妊娠中の食事で気をつけていただきたい点について、政府機関等から発信されている情報をいくつかご紹介します。

 

冷蔵庫に長期間保存され加熱せずそのまま食べられる食品はリステリアによる食中毒に注意(厚生労働省)

 

他にも妊娠前から出産前後の食生活で気をつけたいことが紹介されているので、参考にしてみてください。

 

妊娠の前から気をつけたい食べ物のこと(食品安全委員会)

高齢者の方が召し上がる際の注意

高齢者の食事で気をつけていただきたい点について、政府機関等から発信されている情報をいくつかご紹介します。

 

冷蔵庫に長期間保存され加熱せずそのまま食べられる食品はリステリアによる食中毒に注意(厚生労働省)

 

みんなで知ろう、防ごう、高齢者の事故〜お餅が詰まるなどの窒息事故〜(消費者庁)

 

他にも様々な情報が提供されているので、政府機関のサイトを参考にしてみてください。

 

食中毒や食材の取り扱いに注意しましょう

食材として利用する動植物の中には、体内に毒成分(自然毒)を持つものが数多く知られています。毒成分は一般的には常成分ですが、成育のある特定の時期にのみ毒を産生する場合や、食物連鎖を通じて餌から毒を蓄積する場合もあります。

食中毒の原因として、それら自然毒以外にも、細菌、ウイルス、化学物質、寄生虫などさまざまあり、食べてから症状が出るまでの期間やその症状、予防方法も異なります。

また、食材は本来の用途以外で使用すると危険を伴う場合があります。食材によっては、その特性や目的によって規格基準が異なるものもあります。

食材は、パッケージ等の表示や国や地域の有識機関の情報などを参考に、用途に従って調理しましょう。

参考情報

食品をより安全にするための5つの鍵(WHO公表)

厚生労働省 消費者向け情報

農林水産省 消費・安全

消費者庁 消費者向け情報

※これに限らず政府機関が発信している情報も合わせて確認しましょう。

なお、政府機関等から発信されている情報の中から関連するものをいくつかご紹介します。料理をする際の参考になれば幸いです。

魚介類を調理する際の注意

魚介類を調理する際に気をつけていただきたい点について、政府機関等から発信されている情報をいくつかご紹介します。

 

フグによる食中毒について正しい知識を持ちましょう(厚生労働省)

 

ヒスタミンによる食中毒に注意(ヒスチジンを多く含むマグロ、カジキ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ、アジなどの赤身魚及びその加工品が主な原因食品として報告されています)(厚生労働省)

 

アニサキスによる食中毒を予防しましょう(厚生労働省)

 

寄生虫による食中毒にご注意ください ー2.主に魚介類に寄生する寄生虫ー(食品安全委員会)

 

生食用牡蠣と加熱用牡蠣の違いについて教えてください(農林水産省)

 

動物性自然毒(=魚介類の毒)(厚生労働省)

 

他にも様々な情報が提供されているので参考にしてみてください。

肉類を調理する際の注意

肉類を調理する際に気をつけていただきたい点について、政府機関等から発信されている情報をいくつかご紹介します。

 

お肉はよく焼いて食べよう(厚生労働省)

 

食中毒にご注意ください!肉や魚介類を安全に食べるためのポイント(政府広報オンライン)

 

また、クックパッドニュースでもご紹介しています。参考にしてみてください。

 

食中毒になる恐れも!お肉の「生焼け」、どうしたら防げる?(クックパッドニュース)

野菜や果実、きのこなどを調理する際の注意

野菜や果実、きのこなどの調理時に気をつけていただきたい点について、政府機関等から発信されている情報をいくつかご紹介します。

 

有毒植物による食中毒に注意しましょう(厚生労働省)

 

毒キノコによる食中毒に注意しましょう(厚生労働省)

 

ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう(農林水産省)

 

 

食経験の乏しい食材はもちろん、アジサイ、シャクナゲなど身近な植物も注意が必要です。

他にも様々な情報が提供されているので、政府機関の情報を参考にしてみてください。

卵を調理する際の注意

卵を取り扱う際に注意していただきたいポイントについて、政府機関から情報提供がされています。

 

家庭における卵の衛生的な取扱いについて(厚生労働省)

 

また、クックパッドニュースでもご紹介しているので参考にしてみてください。

 

【料理の安心】身近な「卵」が引き起こす食中毒ってどんなもの?(クックパッドニュース)

小麦粉を調理する際の注意

小麦粉は加熱しないで食べることを想定した食品ではないため、十分に加熱して食べるよう、政府機関等から情報提供がされています。

 

米国疾病管理予防センター(CDC)、未加熱の生地について注意喚起(食品安全委委員会)

 

米国食品医薬品局(FDA)による小麦粉の生食に関する注意喚起(英文)

食品添加物を使用する際の注意

食品添加物を使用する際に気をつけていただきたい点について、政府機関等から情報提供がされています。

 

食品添加物についてよくある質問(厚生労働省)

 

食品添加物(厚生労働省)

 

他にも様々な情報が提供されているので参考にしてみてください。

期限切れやカビの生えた食材についての注意

消費期限と賞味期限について、政府機関等から情報提供がされています。

 

加工食品の表示に関する共通Q&A(消費者庁)

 

カビの生えた食品について、政府機関等から情報提供がされています。

 

食品のかび毒に関する情報ー消費者の方へー(農林水産省)

 

また、クックパッドニュースでもご紹介しています。参考にしてみてください。

 

消費期限と賞味期限の違いは?「食品の期限表示」の意味を知ろう!

家庭でできる食中毒予防について

家庭でできる食中毒予防について、政府機関等から情報提供がされています。

 

家庭での食中毒予防(厚生労働省)

 

→冷凍食品との解凍は冷蔵庫の中や電子レンジで行うと良い

→調理の際は手を洗う

→加熱して調理する食品は十分に加熱する など

 

ポイントと行動がわかりやすく紹介されているので参考にしてみてください。

医薬品・サプリを使用する際の注意

薬や健康食品(サプリメント)について、政府機関等から情報提供がされています。

 

知っておきたい 薬のリスクと、正しい使い方(政府広報オンライン)

 

健康食品の正しい利用法 2016年2月改定(厚生労働省)

 

いわゆる「健康食品」に関する情報(厚生労働省)

 

薬は用法・用量、タイミングを正しく守りましょう。

健康食品は、健康食品は薬と併用しない・いくつもの製品を同時に摂取しないなど、正しい利用法を確認しましょう。

また、薬や健康食品を料理に混ぜて使用することをお考えの場合、まずは料理に使用しても問題は無いかを確認し、注意事項や摂取方法・摂取量をよく守って使用しましょう。

 

使用する調理器具の取り扱いに注意しましょう

調理器具などの製品は、不注意や使い方を誤ると事故につながることがあります。さらには、製品によって機能、性能、仕様がさまざまなので、製品ごとに使用上の注意も異なる場合があります。よって、クックパッドに限らずインターネットやテレビ、本などで紹介されているレシピ通りに調理すると、製品の違いなどから思わぬ事故を招いてしまう可能性もあります。

このような製品事故から身を守るため、ご家庭の製品に記載されている情報や取扱説明書をよく読んで、使用上の注意を守りましょう。製品を使っているときに異常を感じたら、すぐに使うのをやめましょう。

また、国や地域によっては、製品事故情報やリコール情報などの情報が提供されている場合もあるので確認しましょう。なお、製品の長期使用による劣化でも事故は起こるため、古い製品は点検をしたりすることも大切です。

政府機関等から発信されている情報や、クックパッドによく寄せられているご意見・ご質問の中から、関連するものをいくつかご紹介します。料理をする際の参考になれば幸いです。

カセットコンロ使用時の注意

ガスや石油を使うときは、窓を開けるなどして必ず換気をするよう、政府機関等から情報提供がされています。

 

CO中毒の防止のために!(経済産業省)

 

屋外であってもテントや車内など狭い空間では換気にご注意ください。

 

他にも製品ごとに注意点があるので、ご使用製品の取扱説明書や注意表示をよく読んで使用しましょう。

グリルを使用する際の注意

ガスこんろについて、注意が必要な使用方法をいくつかご紹介しています。参考にしてみてください。

 

その"時短術"まちがってない!?NGな魚焼きグリルの使い方4選(クックパッドニュース)

 

他にも製品ごとに注意点があるので、ご使用製品の取扱説明書や注意表示をよく読んで使用しましょう。

トースターを使用する際の注意

オーブントースターについて、使用時の注意点をいくつかご紹介しています。参考にしてみてください。

 

オーブントースターの中で発火!急いで扉を開けて水をかけたら最悪の結果に…正しい対処法を解説(クックパッドニュース)

 

他にも製品ごとに注意点があるので、ご使用製品の取扱説明書や注意表示をよく読んで使用しましょう。

電子レンジを使用する際の注意

電子レンジについて、注意が必要な使い方をいくつかご紹介しています。参考にしてみてください。

 

コレ、絶対レンチンしないで!ゆで卵だけじゃない「電子レンジ加熱」NGリスト(クックパッドニュース)

 

発火、突沸…調理家電の事故は「電子レンジ」が最多!やりがち危険な使い方(クックパッドニュース)

 

レンチン中に大爆発!?「焼き栗」を破裂させずに作るコツは“切り込み”だった(クックパッドニュース)

 

他にも製品ごとに注意点があるので、ご使用製品の取扱説明書や注意表示をよく読んで使用しましょう。

炊飯器を使用する際の注意

炊飯器の使用方法について、注意が必要な使い方をいくつかご紹介しています。参考にしてみてください。

 

さまざまな事故事例 ー参照先:台所用品での主な事故事例ー(経済産業省)

 

【知らないと危険】調理機能の付いていない炊飯器を「炊飯以外の調理」で使ってはいけない理由(クックパッドニュース)

 

他にも製品ごとに注意点があるので、ご使用製品の取扱説明書や注意表示をよく読んで使用しましょう。

圧力鍋を使用する際の注意

圧力鍋の使用方法について、政府機関等から情報提供がされています。

 

圧力鍋を安全に正しく使用しましょう!―入れ過ぎに注意、蓋の洗浄が重要です―(消費者庁)

 

メーカー・機種に関わらず共通の注意点として「水と食材を合わせて 2/3 以下、豆類・麺類の場合は水と合わせて 1/3以下の内容量で調理する」「カレーやシチューを作るときは、あらかじめ具材を加圧して柔らかくした後、ルウを入れて加圧せず仕上げる」などがあります。

 

他にも製品ごとに注意点があるので、ご使用製品の取扱説明書や注意表示をよく読んで使用しましょう。

揚げ物調理についての注意

じゃがいもをすり潰して丸めて揚げるポテトボールフライをはじめ、揚げ物料理は油であげている最中に破裂したという報告が複数寄せられています。

 

揚げ物は、材料の種類や大きさ・料理の種類などによって上手に揚げる方法が異なります。また、レシピによって材料や作り方が異なり、各ご家庭での調理環境も違うため、破裂要因はさまざまです。

 

水分量、揚げる直前の具材の温度、油の温度、油量、揚げ時間、一度に揚げる量などに注意してよく確認して調理をしてください。

 

<破裂報告のあった料理>

・ポテトボールフライ

・コロッケ

・ハッシュドポテト

・ドーナツ

・おからナゲット

・イカフライ など

 

また、揚げている最中はコンロから離れないことも大切です。

少量の油では安全機能がうまく働かない場合や、油の過熱により発火する恐れもあります。

どうしても離れないといけない場合は、必ず火を消したりスイッチを切ったり、加熱を止めてから離れるようにしましょう。

 

他にも、揚げ物をする際の注意点や破裂を防ぐコツなどをご紹介しています。参考にしてみてください。

 

油はね防止でやってませんか?揚げ物をするときに「蓋」をすると危ない理由(クックパッドニュース)

 

破裂しないでおいしく揚げよう!「コロッケ」を上手に作るコツ(クックパッドニュース)

 

法令を遵守しましょう

自分でも知らないうちに違反してしまうこともあるかと思います。

利用者の方からクックパッドへご相談・お問い合わせのあった事例をいくつかご紹介します。参考にしてみてください。

また、ご紹介したもの以外にもさまざまな法律があります。料理を安全に楽しむため、ご自身で積極的に情報収集や確認を行なってください。

クックパッドによく寄せられているご意見・ご質問をいくつかご紹介します。料理をする際の参考になれば幸いです。

酒税法について

自宅で酒類を作る際は、酒税法違反に注意しましょう。

 

例えば、自分で飲むために自宅で焼酎等の「酒類」に梅等の「物品」を漬けて梅酒等の酒類を作る際は、いくつか注意すべき点があります。

 

・混和できる酒類が限られている

・混和できる物品が限られている

・販売してはいけない など

 

漬ける期間に関わらず「酒類」と「物品」を混和する際(数ヶ月漬け込む梅酒だけでなく、数時間漬けるサングリアや、飲む直前に混和するカクテルなどを作る際)は、注意しましょう。

 

詳しくは、国税庁の情報を参照ください。

 

【自家醸造】Q1 消費者が自宅で梅酒を作ることに問題はありますか

 

【自家醸造】Q2 旅館等で自家製の梅酒を食前酒として提供することに問題はありますか。また、何か手続きは必要ですか。